『科学者たちが語る食欲』を一言で表すと
『生き物の食欲はタンパク質に支配されている』
です。
私がダイエットに興味を持っていたときにたまたま書店で出会いました。
「食欲を抑えられれば誰でも健康な体になれるのでは?」と思い読み始めました。
私は本書から食欲コントロールを学んだので、今では健康な体を手に入れるための行動を起こしています。
本を読むモチベーションにも役立てるように書いてます。
それでは『科学者たちが語る食欲』の感想などが気になるあなたはここからお楽しみください。
- 本の書評&感想&簡易要約
- 読むと得する人
- 本が解決する悩み
- 関連本
【読書能力と人物背景】
- 男 25歳
- 大学中退(薬学部)
- 専門学校卒
- 読書量:3〜5冊/月
- 読書速度:漫画1冊30分〜1時間未満
『科学者たちが語る食欲』の書評&感想
- 難易度
- 驚き
- 想像力拡大
- 実践しやすさ
- テンポのよさ
- わかりやすさ
面白い本ではありますが、頭から読むのはオススメしません。
あなたに役立つ食欲の情報を得たい場合は4章から読むと良いと思います。
1〜3章は話のネタにはなるので時間が空いた時にでも読んでみてください。
『科学者たちが語る食欲』の簡易要約
簡単に要約すると、昆虫から哺乳類、人間と食欲がどの栄養素に左右されているかの研究を順に追っていく内容です。
最初はバッタの食欲から始まり、オラウータン、そして人間の食欲という流れで実験が行われてきました。
その中で食欲に関係する栄養素は『タンパク質』であることがわかります。
全ての生き物はタンパク質に食欲を支配されているとも言えるでしょう。
本書の面白い点は、全てのダイエット法が正しく、何によって人が痩せるのかがハッキリわかる点です。
炭水化物を減らしたり、タンパク質量を増やしたりとダイエットでは色々な情報をとびかっています。
しかし結論はたった1つの要素が体重増加や減少に関わっています。
その答えは『科学者が語る食欲』の中からお探しください。
『科学者たちが語る食欲』の13章が面白い
今までダイエットについて調べたり、聞いたことがあった内容がようやくつながりました。
「なぜ太っている人はさらに太るのか」という謎がようやく解けた章です。
ダイエットをする人は必ず読むべき章です。
太っている人がなぜダイエットコーチに「タンパク質を食べなさい」と言われるかがわかりました。
タンパク質を食べることが痩せることに繋がる理由を、納得のいく形で知ることができるので非常にオススメです。
『科学者たちが語る食欲』のオススメの読み方
この本は人以外に昆虫やマウス、オラウータンの食欲も取り扱っています。
人間だけの食欲を知りたい場合のオススメの読み方を紹介します。
- 4章「食欲」
- 6章「仮説」〜8章「人間に近い種」
- 11章「現代」〜14章「教訓」
この流れで読むと人間についての食欲を理解できるでしょう。
あなたがダイエットをする場合にはこの読み方が私は最善だと思います。
次に、読書初心者の本の読み方を紹介します。
- 目次から気になる章を探す
- 章のまとめを読む
- まとめが気になれば本文を読む
こちらは積読を避けるための読み方です。
好奇心を刺激しながら読むことで読書が退屈な時間ではなくなるでしょう。
『科学者たちが語る食欲』が役立つ人
この本が役立つ人を紹介します。
- ダイエットで痩せたい人
- ガリガリで太りたい人
- 長生きしたい人
- 健康な体を作りたい人
- 家族や大切な人の健康を守りたい人
このような人にオススメです。
太りたい人に関しては少し読み方を変える必要がります。
この本は食欲の原因を教えてくれるため、痩せることについて書かれています。
そのため太る方法には言及していません。
つまり、あなたが取る行動は食欲を抑える逆です。
その点を意識しながら読むと読みやすいでしょう。
悩み解決に役立つ&積読予防
好奇心が掻き立てられた章から読んでみてください。
本を読むことに飽きてきた時もここをみることで
「この内容のことを言っていたんだ」
と答えを探しながら読めるので飽きることなく読破できるでしょう。
- 「『呪術廻戦』を読んだ後に読むなら」
→1章:(バッタ」)
- 「栄養について学びたい」
→2章:(栄養)
- 「食欲研究の原点を知りたい」
→3章:(栄養幾何学)
- 「食欲についてわかりやすい箇所から学びたい」
→4章:(食欲)
- 「『テラフォーマーズ』を読んだ後に読むなら」
→5章:(例外)
- 「人の食欲について詳しく知りたい」
→6章:(仮説)
- 「あなたが彼氏の性欲を高めたい献身的な彼女の場合は」
→7章:(タンパク質)
- 「長生きしてギネス記録に載りたい」
→8章:(人間に近い種)
- 「将来科学者を目指したい」
→9章:(食環境)
- 「人の食生活の移り変わりが気になる」
→10章:(食環境2)
- 「明日から好きなあの食品が食べられなくなるかも」
→11章:(現代)
- 「企業はお金のためにここまで私たちを不健康にするのか」
→12章:(金銭欲)
- 「大切な我が子をデブにしたくない」
→13章:(肥満)
- 「本を少し読んで速攻でダイエットに使いたい」
→14章:(教訓)
『科学者たちが語る食欲』をより深く(関連本)
ダイエット・健康・筋肉に関連した本を紹介します。
科学的なアプローチからあなたの目標に辿り着ける手助けができる本を選びました。
『不老長寿メソッド』
『最高の体調』
『パレオダイエットの教科書』
著:鈴木 祐
『科学的に正しい筋トレ』
著:庵野 拓将
『科学者たちが語る食欲』をもっと楽しむ
この本を元に書いた記事を紹介します。
『科学者たちが語る食欲』をオススメします
太る前に読んで欲しい1冊です。
これからお母さんになる人にもオススメの1冊です。
肥満は子供からお年寄りまで悪い影響をもたらします。
病気につながる可能性があるだけでなく、最悪の場合いじめに発展する可能性もないとは言い切れないでしょう。
体型の面で損をしないためにも食欲の知識をつけてください。