『SIMPLE RULES』を一言で表すなら
ルール作りの本質が詰まっている本
です。
私はとにかく怠け者なので、ルールを作らないと人生がダメになると思いました。
本書のおかげで健康に関するルールはある程度確定しています。
後ほど私の食事に関するマイルールをご紹介しますね。
それでは『SIMPLE RULES』の「書評」「感想」「簡易要約」をお楽しみください。
- 「書評」「感想」「簡易要約」
- 読むと得する人
- 本が解決する悩み
- 関連本
【読書能力と人物背景】
- 男 26歳
- 大学中退(薬学部)
- 専門学校卒
- 読書量:3〜5冊/月
- 年間:50冊以上
- 読書速度:漫画1冊30分〜1時間未満
- Instagram:過去の読書記録
- 読書速度:漫画1冊30分〜1時間未満
『SIMPLE RULES』の書評&感想&簡易要約
- 難易度
- 驚き
- 想像力拡大
- 実践しやすさ
- テンポのよさ
- わかりやすさ
『SIMPLE RULES』の7が面白い
私は7の「激変の時代にこそ役立つ『弱点の強み化』」が面白いと思いました。
失敗したルールをどのように変更したのかが記載されています。
「ルールを作ることが大切」と言われても困ると思うでしょう。
しかし、失敗している企業の例も参考にできるため、ルール作りに恐怖が減ります。
初期に設定したルールは徐々に磨かれていくので、気にすることはありません。
私もブログ執筆に関するルールを現在作成中です。
この機会に今挑戦していることにルールを作ってみませんか。
体型維持し若さを保つための食事ルール
私の食事ルールを参考までに披露します。
- 1日800g以上の野菜(果物)を食べる
- 1日体重1kgあたり1gのタンパク質を食べる
- 1日2L以上の水かお茶を飲む
この3つを守りながら日々の食事をしています。
毎日お腹いっぱい食べても痩せているので、かなり効果が大きいと思います。
体型の維持を目指している方は私のルールを試してみてください。
もちろん、自分の生活に合うようにカスタマイズは忘れないでくださいね。
『SIMPLE RULES』の簡易要約
「シンプル」と聞くとどのようなことを想像しますか。
多くの人は「簡単」という言葉を浮かべるのではないでしょうか。
しかし、シンプルとは「簡単明瞭」のことです。
簡単明瞭とは、はっきりしてわかりやすいことを指します。
シンプルの定義を頭に入れておくと理解しやすいです。
ルールを作るときに大切なことが4つあります。
- ルールの数が少ない
- 使う人に合わせてカスタマイズできる
- 具体的である
- 柔軟性がある
以上4つを守りながらルールを作りましょう。
うまく機能させ、効果的な要素が詰まっています。
例えば、ルールの数が多いとどのようになるでしょうか。
覚えることが難しく、「ルールを知らなかった」という人が必ず現れるでしょう。
統制をとることが難しくなるのでルールはできるだけ少なくすることが大切です。
しかし、最初は色々なルールが思いつくことでしょう。
思いつく分には問題ないので、あとは削ることを意識してください。
「よりシンプルにするにはどうしたら良いか?」と疑問を投げかけることでシンプルなマイルールが完成します。
『SIMPLE RULES』のオススメの読み方
まずは、1〜3までは読みましょう。
その後、仕事でルールを作りたいときは5を、私生活にルールを作りたいなら6を読んでください。
ルールの案がある程度書き出したら、より磨きをかけるために4を読んでみましょう。
新しいことに挑戦するためにルールを作るなら7と8も読んでみてください。
『SIMPLE RULES』を読むためのルールを作ってみました。
- 1〜3までは基礎なので読む
- 4〜6はルールを磨くために使用する
- 7〜8はルール作りで悩んだら読む
この3つのルールで読み進めると抵抗を減らせるでしょう。
『SIMPLE RULES』が役立つ人
『SIMPLE RULES』が役立つ人を紹介します。
- 新しいことに挑戦する人
- 習慣化を考えている人
- 組織の統制を取りたい人
- 人事担当者
このような人は特にオススメです。
ルールの有無で成長が変わるので、1つでもいいので必ずルールを作ってみましょう。
習慣化にはif-thenルール(本書ではタイミング・ルール)がオススメです。
if-thenルールとは、「〇〇のときは、□□をする」という条件付きルールです。
習慣を続けるためには必須のルールと言っても良いでしょう。
他にも、Netflixが使用している人材確保のルールも記載があります。
悩み解決に役立つ章
この本を読むことで解決できる悩みと章を紐づけてあります。
目的を持って本を読むことで集中力を保つことができます。
読書習慣を身につけたい時や、本を読むモチベーションが途中でなくなった時は活用してください。
- 「ルール作りの基礎を知りたいなら」
→1:(すべては「スピード」「実行力」「柔軟性」) - 「ルールの種類を知るには」
→2:(まず「いちばん大切なこと」を見わける) - 「シンプルなルールの強み」
→3:(ルールを最小まで絞りこむ) - 「ルールを磨くには」
→4:(アクション前に押さえておくべき「4つの基本」) - 「仕事でルールを作るときは?」
→5:(仕事の現場でどう活かすか) - 「日常生活でルールを活かしたいなら」
→6:(「最良の選択」を可能にする) - 「初心者でも強者に立ち向かうときは?」
→7:(激変の時代にこそ役立つ「弱点の強み化) - 「成功者に近づくルール作りとは?」
→8:(成功者は、つねに「ゼロベース」に立ちかえる)
『SIMPLE RULES』をより深く(関連本)
『SIMPLE RULES』をより深く理解するためにいくつか本を紹介します。
まずは、ルールを作るために役立つ本です。
2冊ともアイデアを出すときに役に立ちます。
ルールがたくさん出たら、マインドマップでまとめてみましょう。
頭の中が整理されるのでおすすめですよ。
マインドマップは無料で使えるもので問題ありません。
ただ、チームでルールを作るときは、マインドマップや他の資料も共有することでしょう。
そのような利便性と効率を求めるときは、Cacoo(カクー)がオススメです。
次にルールを作ったけど思うように守れないときに役立つ本を紹介します。
『超習慣術』は習慣を作るために役立ちます。
先ほど紹介した、「if-thenルール」も説明され、読みやすいのが特徴です。
『スイッチ!』は変わる方法が紹介されています。
3つの変われない理由を事例を踏まえて解説されています。
『スタンフォードの自分を変える教室』は、意志力について書かれた本です。
新しいことをするためには意志力を使うはずです。
どのように自分をコントロールすると、理想の行動ができるのかわかります。
最後に、「自分の作ったルールは本当に機能しているのか」と疑問に思ったときの対処です。
『THINK AGAIN』
著:アダム・グラント
『良い戦略、悪い戦略』
著:リチャード・P・ルメルト
『THINK AGAIN』は再考するための本です。
色々な視点から考え直すときに役出します。
組織のルールを作るときは、反対意見の相手の考えを変えることにも貢献するでしょう。
『良い戦略、悪い戦略』はルールが良いのか悪いのかを判断する材料になります。
どのルールを変えるべきかを検討するときに役立ててください。
『SIMPLE RULES』をオススメします
『SIMPLE RULES』について興味が湧いてきましたか。
自分のルールを作るには時間がかかりますが、仮でも良いのでまずはルールを1つ作ってみてください。
ダイエットなら、「毎日野菜を食べる」や、「仕事帰りにジムに寄る」でもいいでしょう。
仕事なら、「メールチェックは1日3回」や、「単純作業はお昼の後」などでもいいかもしませんね。
ルールがあるだけで、迷いが減り、行動力や決断力が上がるのでオススメです。
あなたはどんな成果を求めてルールを作りますか。