「読書が苦手でもビジネス書を読めるようになりたい」と思っていませんか。
実は私も本を読むことが苦手でした。
社会人になるまでは、年間2冊読めれば良い方でしたが、今では年間で50冊以上は読めるように成長できました。
この記事では、月に1冊以上本が読める方法を紹介します。
文章を読むのが早い人なら2冊以上は読めると思います。
しかし、私のように漫画を読むので1時間以上かかる人は、まずは1冊読み切ることを意識してください。
1冊読み切るために、読みやすい本の紹介もしています。
「読書が好きになるきっかけを作れればいいな」と考えています。
読書が苦手な人の特徴
読書が苦手な人の特徴は4つです。
- 読む速度が遅い
- 内容が難しすぎる
- 強制的に読まされる
- 最後まで読み通せない
4つのうちの1つ以上が重なり合って読書が苦手になったのだと思います。
私の場合は、読む速度が遅いことが読書が苦手と感じる要因でした。
これから具体的な理由と解決策を紹介します。
少しでも苦手意識が改善すると嬉しいです。
読む速度が遅いから苦手になった
私は文章を読む速度は遅いです。
どのくらい遅いのかというと、1ページ読むために約1分かかります。
漫画で例えるなら、1冊の単行本を読むために1時間はかかります。
東京リベンジャーズを読んでも、呪術廻戦を読んでも1時間以上かかりました。
バトルシーンが多い作品に関しては、45分ほどで終わることもあります。
これだけ文章を読むことが苦手なので、最初は本を読むことに抵抗がありました。
では、なぜ私は読書が苦手でも本を読めるようになったのでしょうか。
答えは、速く読むことを諦めたからです。
速く読めないのなら、時間をかけてゆっくり読むようにしようと考えました。
この考えになってからは、読書が苦痛に感じられなくなりました。
焦っても良いことはないので、できないことは諦めるのが良いと思います。
文章を速く読みたくて、速読の練習もしましたが結果は出ませんでした。
内容が難しすぎて苦手になった
内容が難しすぎる本を読むと「よくわからない、文字を追うだけは苦痛」と感じますよね。
私もたまに内容が難しすぎる本に当たります。
最近では、セレンディピティという本が 難しかったです。
他にも、ラス・ハリスさんが書く本は正直苦手ですね。
内容が難しすぎる本に出会ったときは、諦めて他の本へ行くか、入門書のような本に切り替えましょう。
入門書を読み終えてから、難しい本に入ると内容が入ってきやすいです。
「読め」と言われたから苦手になった
学生の頃に課題図書というものはありませんでしたか。
人から指示されて読む本ほど退屈なものはありませんよね。
勉強するときも、親から「勉強しなさい」と言われるとやる気が出ませんよね。
だから、本を読むなら自分で本屋かAmazonで好きな本を選びましょう。
私も知り合いからもらった本を読もうと思ったことがあります。
しかし、興味がなさすぎて途中で断念した本が数冊あります。
「本から学びたい」、「何が書いてあるのか気になる」と思える本を選ぶようにしましょう。
もちろん途中で飽きたら次の本に行くことをおすすめします。
最後まで読み通せなくて苦手になった
最後まで本を読めないと罪悪感というか、モヤモヤというかがありますよね。
最後まで読もうと思っても、なかなか読み進められないこともあるでしょう。
まずは、ストーリーが多めの本か、薄い本を手に取りましょう。
最後まで読む感覚を身につけるために重要です。
私も最後まで読めない本はあります。
全ての本を隅々まで読んでいるわけでもありません。
例えば、本の中に診断がついているものがあります。
診断結果によって、読むページが違う本だと自分の診断の場所しか読みません。
他にも、注釈を飛ばしたり、謝辞を飛ばしたりと読むのが辛いときは進むことを優先して読んでます。
まずは、いらないと判断したら読み飛ばす癖をつけてみてください。
読書が苦手でも月1冊以上読み切るには
読書が苦手な方はまずは月に1冊を読破することを目標にしてみましょう。
月に1冊読み切るには、読書の時間を1日30分は作ってください。
私の場合は平日だけ30分作っていました。
1ヶ月で20日働くと考えると確保できる時間は600分です。
時間に直すと10時間を読書の時間に充てられます。
例えば1ページ読むのに2分かかるとすると、300ページの本を選べば月に1冊達成できます。
300ページの本というと、普通のビジネス書です。
書店で日本人が書いた興味のあるビジネス書を手に取ってみてください。
後ほど、読書が苦手な人でも楽しく読める本を紹介します。
年2冊の読書量から年50冊以上読めるようになるには
私は社会人になるまで年2冊ほどしか読書をしていませんでした。
本を買うよりも漫画を買っていたのでお金がなかったということもあります。
本を読む速度が遅く、読書が苦手な私が毎年50冊以上の本を読めるようになった方法を紹介します。
年50冊以上の本を読むために気をつけていることは2つです。
- 本を買うとき
- 本を読むとき
具体的に2つのことを紹介します。
本を買うときに気をつけること
本を買うときは2種類あります。
- 本屋で「面白い」と感じた本
- おすすめされていた本
本屋で「面白い」と感じた本は、普通の選び方ですよね。
おすすめされていた本は、YouTubeで紹介されている本が多いです。
要約チャンネルで見た本の中から「面白い!」と感じる本を購入します。
どちらの本の選び方も、好奇心で本を選んでいるので、読むモチベーションが高まり、読破しやすいです。
最初は要約されていて面白いと感じた本がおすすめです。
動画によって概要や前提知識が既にある状態で、読書ができるため、スラスラ読むことが出来ます。
私の場合は、メンタリストDaiGoさんが解説している本をよく買っていました。
モチベーションが落ちてきたら、動画を見て、購入に至ったモチベーションを取り戻すようにしてました。
1度見た動画は読書のモチベーションを高めるために利用してみてください。
本を読むときに気をつけること
最初の頃は、本を読み切ることより、本を読む習慣を作ることを意識しました。
私の場合は、朝の支度が終わったら30分のタイマーをかけて読書をしてました。
私が最初の頃に読書習慣を身につけたいと思って作ったルールは2つです。
- ルール1:タイマーがなるまで読む
- ルール2:タイマーがなったら読書をやめても良い
とにかく、30分は本の文字を追うことだけ考えてました。
たまに、面白い場所があるのでそのときは、タイマーが鳴っても読んでいました。
ポイントは、読書をやめても良いという点です。
読書が楽しいときには読み進められるので、思ったよりも早く読破できます。
タイマーをつけることで、集中力がない日でも強制的に読む習慣をつけられます。
最初の頃は内容を頭に入れなくても大丈夫です。
本を読み通すことだけ意識してください。
どうしても集中できないときの対処法
家の中に誘惑が多かったり、スマホが気になったりすることは誰にでもあります。
私も当然誘惑に弱くなり、1章読み終えるごとにスマホをチラチラみてしまうことがあります。
誘惑に負けている自分が嫌になり、なかなかページが進まず自己嫌悪になることもあるでしょう。
このようなときは、場所を変えてみましょう。
家で読書が難しいなら、喫茶店やカフェに行くのも良いでしょう。
また、車を持っているなら車内で読書も良いですよ。
私はカフェよりも車での読書が好きでした。
狭い空間の方が集中できるので、本が読みたいけど読めないときは車に乗ってました。
車に乗るなら、公園など自然がある場所まで足を伸ばしてみましょう。
自然を眺めることでリラックスにもつながります。
読書が苦手でもスラスラ読める本
続いては、読書が苦手な人でもスラスラ読むことができる本を紹介します。
5つの点から本を選びました。
- まずは1冊読み切りたい
- 読みやすいビジネス書を知りたい
- 読みやすい著書を知りたい
- 分厚い本に挑戦したい
- 全部読まなくても良い本
気になる箇所から見てみてください。
読書が苦手だった私が選んでるので、きっと読みやすい本だと思います。
まずは1冊読み切りたい
「本を読み切った」という達成感を味わうための本を紹介します。
私が過去に読んだ本の中からの紹介です。
- よくわかる便秘と腸の基本としくみ
- うんこ座りで男の悩みの大半は解決する
- やり抜く人の9つの習慣
- やる気が上がる8つのスイッチ
以上の4冊の本は簡単に読み切ることができます。
ページ数が少ないので1日でも読み切ることができるでしょう。
飛ばしても良い場所が何箇所かあるので、スラスラページを進められます。
腸内環境に興味がある方は『よくわかる便秘と腸の基本としくみ』がおすすめです。
男性は1度読んでおくと生活の意識が変わる本が『うんこ座りで男の悩みの大半は解決する』です。
やり抜く力をつけたいと考えているなら『やり抜く人の9つの習慣』を読んでみましょう。
やる気を上げる方法を探しているなら『やる気が上がる8つのスイッチ』をご覧ください。
読みやすいビジネス書を知りたい
ビジネス書を読めるようになりたいと思っている人が多いでしょう。
そこで、手始めに読みやすいビジネス書を紹介します。
「読み通すことができた!」という達成感を味わってください。
- エッセンシャル思考
- 科学的な適職
- 人を操る禁断の文章術
- 美人の正体
- 1%の努力
- スイッチ!
どの本も読みやすいのでおすすめです。
仕事の進め方で悩んでいるなら『エッセンシャル思考』にしましょう。
仕事選びや転職に関する悩みを解決するには『科学的な適職』がおすすめです。
文章力を高めたいなら『人を操る禁断の文章術』を読んでみましょう。
恋愛で悩んでいるなら『美人の正体』が良いでしょう。
生きていくのがしんどいと感じたら『1%の努力』がおすすめです。
変えたい人がいるなら『スイッチ!』を読んでみてください。
読みやすい著書を知りたい
私が本を読んでいて、「スラスラ読めた」と思えた著書を紹介します。
読みたい本を探すときの参考にしてください。
- チップ・ハース&ダン・ハース
- メンタリストDaiGo
- ロバート・B・チャルディーニ
まず、チップ・ハース&ダン・ハースさん達は2人で執筆し、面白い例え話が入っているので、笑いながら読めます。
メンタリストDaiGoさんは読みやすく、行間が広く図解などもついているので、読むことの苦痛が少ないです。
ロバート・B・チャルディーニさんは、興味深い話やストーリーで実験を説明してくれるので読みやすいです。
最初に本を選ぶならメンタリストDaiGoが書いた本をおすすめします。
分厚い本に挑戦したい
本を数冊読み切った体験ができたら、次は少し上に挑戦してみたくなりますよね。
分厚い本を選んでも挫折しづらい本をここでは紹介します。
- 影響力の武器[第3版]
- サードドア
- アイデアのちから
- 僕らはそれに抵抗できない
人に影響を与えたいと考えているなら『影響力の武器』がおすすめです。
成功者と出会い、自分を成長させたいと考えているなら『サードドア』が良いでしょう。
自分のアイデアを画期的なものに進化させたいなら『アイデアのちから』を読んでみてください。
依存症や悪癖から脱出したいなら『僕らはそれに抵抗できない』がおすすめです。
分厚い本は挫折しやすいので、読み切ることができなくても問題ありません。
気になる場所から最初に読んでみるのも良いでしょう。
全部読まなくても良い本
「本は最初から最後まで全て読まなくてはならない」と思ったことはありませんか。
私は以前このような考えを持っていました。
しかし、全部読まなくても良い本に出会えたから読み飛ばしができるようになりました。
必要な部分だけ読めば良い本を紹介します。
- ザ・コピーライティング
- お金の大学
- 不老長寿メソッド
- 超ストレス解消法
文章力やキャッチコピーの勉強をしたいときは『ザ・コピーライティング』を読みましょう。
将来のお金や、投資、保険について考えているなら『お金の大学』がおすすめです。
若さを保ちたいと考えているなら『不老長寿メソッド』をご覧ください。
ストレス解消法を増やしたいと考えているなら『超ストレス解消法』が良いでしょう。
必ずしも読み切る必要がないので、必要なときに必要なページを読むようにしましょう。
読書は少しずつ頑張れば良い
読書は一気にたくさん読めるようにはなりません。
少しずつ読む時間や速度が速くなるので、最初は速く読むことを諦めてゆっくり読んでみてください。
本を読む回数が増えると読む速度が速くなります。
同じジャンルの本を複数読むことで、知識がつくので読む速度が速くなります。
まずは読む習慣を作ることから始めてください。
焦らず読み進めれば、1ヶ月で1冊は読破できるようになっているでしょう。