「痩せたはいいけどリバウンドが怖い」と悩んでいませんか。
「リバウンドしないために、ダイエットと同じようなことをこれからもしなくてはいけないの?」とも思っていますよね。
しかしそんな必要はありません。
超簡単に誰でもできる方法で、リバウンド対策ができると言われたら気になりませんか。
その方法をこの記事では紹介します。
この記事は『スイッチ!』、『新しい腸の教科書』、『科学者たちが語る食欲』の本を参考に記事を書いています。
スープを飲むだけでリバウンド対策ができる?!
「スープを飲むと太るんじゃないの?」と思ったことでしょう。
実はある実験がおこなわれました。
ダイエット実験グループ
- 食事改善
- 食事改善+スープ2杯
すると1年間で食事改善のみのグループは8kg、スープ追加グループは7kg痩せました。
「スープを追加しないほうが痩せるならスープは無しで!」と思った方は要注意です。
2つのグループでダイエット中の満腹感が大きく異なりました。
ダイエット中に満腹を感じた人は
- 普通のダイエットグループ:36%
- スープ追加グループ:55%
でした。
ダイエット中はほとんどの人が空腹を感じることでしょう。
しかしスープを飲むことで満腹感を感じることができるなら、ダイエット後のリバウンド対策にスープを使うことができます。
ダイエット後の食事はダイエット前の食事になりがちですが、そこに野菜スープを追加してみてください。
おすすめは1番最初に野菜スープを飲むことです。
「つい食べ過ぎる」という行動は、『空腹を満たすため』の行動でもあります。
なのでダイエット後のリバウンド対策には、満腹を感じやすくする『1日2杯の野菜スープが効果的』です。
野菜スープを飲むメリットは他にも2点あります。
- 腸内環境が整い痩せ菌が増える
- 食欲を満たすためのタンパク質量が減る
この2つが「もっと食べたい」という欲を抑え、体型をキープすることに役立つことでしょう。
「この説明だけではよく分からない」と思うので具体的に解説します。
野菜を食べると痩せ菌が増える理由
「腸内環境を整えるためには野菜がいいよ」と言われるので、ダイエット中でも野菜は食べていたと思います。
腸内細菌には、『悪玉菌』と『善玉菌』がいるということは多くの人が知っていることでしょう。
腸内環境が良い状態は、『善玉菌』が多い状態のことを指します。
『痩せ菌』は善玉菌に分類されるので、腸内環境を整えると痩せやすい体になります。
「そもそも痩せ菌はどういう菌なの?」と思ったかもしれません。
『痩せ菌』とは食べ物からエネルギーをあまり吸収しない菌のことを言います。
逆に『デブ菌』は食べ物からこれでもかとエネルギーを吸収する菌です。
体に取り込まれるエネルギー(カロリー)が少なくなれば、痩せた体をキープすることができますよね。
タンパク質と食欲の関係とは?
腸内細菌の話は「聞いたことがある」という人は多いでしょう。
しかしタンパク質が食欲と関わっているという話は初耳だと思います。
生き物の食欲はタンパク質に依存します。(タンパク質レバレッジ仮説)
つまり「お腹いっぱい」となるには、一定のタンパク質量を食べなければなりません。
「食欲を満たすためにタンパク質が必要なのは分かったけど、野菜スープと関係があるの?」と思われたでしょう。
満腹になるために必要なタンパク質量を減らすには、『食物繊維』が必要です。
野菜には食物繊維が含まれるので、あなたは早くタンパク質量を満たし、満腹を感じることができます。
満腹を早い段階で感じると、食べ過ぎが防止され、摂取カロリーが減り、体型をキープすることができます。
ダイエットでリバウンドする原因
ダイエットでリバウンドするということは、摂取カロリーが消費カロリーを上回っているからです。
太ることも痩せることも非常にシンプルです。
使うカロリーよりも多くを食べると太り、その逆は痩せます。
体型が変化する公式
- 太る:摂取カロリー>消費カロリー
- 痩せ:摂取カロリー<消費カロリー
- 維持:摂取カロリー=消費カロリー
つまりカロリー次第であなたはリバウンドするか、痩せた体をキープできるか決まります。
しかし「せっかく痩せたのだから好きなものを食べたい」という気持ちはあるでしょう。
そこでオススメするのが『プチ断食』と『チートデイ』です。
リバウンドしないためのプチ断食実践編
プチ断食で有名なのが『リーンゲインズ』です。
簡単に説明すると
- 女性:12時間断食
- 男性:16時間断食
です。(睡眠時間込み)
逆に食べて良い時間は
- 女性:12時間以内
- 男性:8時間以内
となります。
なぜ断食が体型をキープするために効果的かというと、摂取カロリーを抑えることができるからです。
1日8〜12時間しか食事をとって良い時間がない場合、食べる量は必然的に減りますよね。
さらに腸内環境にもよく、食べない時間を作ることで善玉菌が増え、痩せ菌が増えます。
「体型をキープしたいけど、毎日美味しいものも食べたい」という場合は実践してみてください。
基本的には朝食を抜くだけで12時間ほど絶食時間を作れるので最初は12時間を目標に取り組むと良いでしょう。
リバウンドしないためのチートデイ実践編
ダイエットをしている方はよく耳にすると思います。
『チートデイ』とは「好きなものを好きなだけ食べて良い日」ですよね。
チートデイを上手く使う方法を知らないと、毎日がチートデイになるので注意してください。
チートデイは『週に1日と予定を立てる』がポイントです。
例えば毎週土曜日をチートデイにするのであれば、「土曜日は好きなものが食べられるからそれ以外は我慢しよう」と自分との約束を守ることができます。
しかし予定を決めていないと、「今日は食べ過ぎたからチートデイ」となりどんどん自分に甘くなってしまいます。
まずは「毎週この日はチートデイにする」と決めてください。
リバウンドしないために野菜スープを飲もう
ダイエットのリバウンド対策で最も簡単な方法だと思います。
毎日2杯の野菜スープを飲む習慣をつけましょう。
と言いましたが、「毎日スープを作るのは面倒くさい」と思うでしょう。
最近ではスープをデリバリーしてくれるサービスがあることをご存知ですか。
こちらのサイトからスープを取り寄せることができます。
レンジで作るだけなので簡単にスープを作ることができます。
「スープを自分で作ってみたい」という方は
こちらのサイトがオススメです。
私も料理を作る際に参考にさせてもらっています。
簡単に作る方法が載っているので真似しやすく重宝してます。
目的はあなたがリバウンドしないことなので、便利だと思う方をお使いください。
リバウンド対策に役立つ参考文献
『スイッチ!』
著:チップ・ハース&ダン・ハース
訳:千葉 敏生
この本は人を変えるための方法が書かれています。「なぜ人が変わることができないのか」について3つの理由を解説し、実際に変わった事例を紹介してます。
『科学者たちが語る食欲』
著:デイヴィッド・ローベンハイマー
著:スティーヴン・J・シンプソン
訳:櫻井 祐子
生き物全ての『食欲』を題材に扱っています。「なぜ人間がたくさん食べすぎてしまうのか」がわかる1冊です。食欲コントロールの手助けになるでしょう。
『新しい腸の教科書』
著:江田 証
腸について図を交えながらわかりやすく書かれています。ダイエットはもちろん、腸内環境の改善、おならの臭い改善にも役立ちます。