今から綺麗事を言います。
「人は見た目より中身が大切です!」
きっと共感してくれる人が多いのではないでしょうか。
僕も少し前までは、「見た目を気にしても、人は中身だから」と思っていた口です。
しかし、転職活動やマッチングアプリを利用したときに気づいたことがあります。
「人は見た目が良くないと、中身を見てもらえないんだな」と。
そこからは、見た目を少しでも良くすることを考えました。
この記事は、見た目を良くする方法から、人に好かれる行動を紹介します。
就活や恋愛、友達作りに困っている方にはオススメです。
一緒に人から好かれるようになりませんか。
あくまで提案なので、読むか読まないかはあなたの自由です。
第一印象が良いとなぜ人に好かれるのか?
「人は見た目を見てから、中身を見る引き物である」と先ほどもお伝えしました。
第一印象が良い人は、中身を見てもらいやすいです。
さらに、ハロー効果(後光効果)をご存知ですか。
際立つ特徴があると、他の欠点が霞んで見える効果のことを言います。
後光が差していると、他の部分が見えなくなることから、この名前がついています。
たとえば、スーツをビシッと着こなし、体つきが良い男性にはどのような印象を受けますか。
仕事ができるや、カッコイイというイメージを持つのではないでしょうか。
ポジティブな印象を持つだけで、「相手の性格もいいのだろうな」と思いますよね。
悪い言い方をあえてします。
「第一印象を良くすると、相手が勝手にこちらを美化してくれる」のです。
第一印象を後から変えるのは難しい
相手があなたの性格を判断するメカニズムをご存知ですか。
人はフェーズ1と2で性格を判断しています。
フェーズ1とは、第一印象のことです。
フェーズ2とは、一緒にいるときの行動で決めることです。
フェーズ2は、労力を伴うので、ほとんどの人はフェーズ1で判断を止めます。
だから、第一印象が今後の人間関係に大きく左右されるのです。
たとえば、「声が大きい」2人(ユウキ君とタクミ君としましょう)の人がいたとしましょう。
ユウキ君は印象がとても良く、「声が大きい」ことを、「元気がある子」と捉えられています。
反対に、タクミ君は印象が悪く、「声が大きい」ことを、「うるさいやつ」と思われています。
同じ「声が大きい」でも印象次第で人からの判断大きく異なるのです。
第一印象を変えるには、相手の思い込みを変えるための行動が必要です。
一度ついた印象を変えるのは一苦労なので、第一印象を良くして、労力を削減しましょう。
人に好かれる見た目の作り方
「人に好かれる見た目」と聞くと、整形を思い浮かべるのではないでしょうか。
整形はお金も手間もかかる上に、上手くいかない可能性もあるので最終手段です。
まずは、努力次第で変えることができる点を変えてみましょう。
人に好かれる見た目には共通点がいくつかあるので紹介します。
- 肌が綺麗
- 痩せている
- 髪型が整っている
- 眉毛が整っている
- サイズのあった服を着ている
当たり前のことを言っていると思われるでしょう。
第一印象はこれらを行うだけで十分です。
具体的にそれぞれ見ていきましょう。
肌を綺麗にするには食事・運動・BBクリーム
食事と運動で肌が綺麗になることは、多くの人が知っているでしょう。
女性はメイクがあるのである程度までは、肌を綺麗にすることができます。
では、男性は「明日デートだけど肌を綺麗にしたい」という悩みをどのように解決したらいいのでしょうか。
答えは、BBクリームです。
BBクリームのBBとはブレミッシュ(傷)バーム(軟膏)のことです。
肌の黒ずみや毛穴を目立たなくする効果があります。
私も相手の印象を良くしたいと思ったときは使うようにしています。
第一印象が良くなるだけで、今後の展開がずいぶん楽になるので、BBクリームはオススメです。
日焼け止め効果もあるので、紫外線から肌を守るためにも重宝します。
私が使っているBBクリームを紹介します。
私はスギ薬局に行ったとき、たまたまあったので購入しました。
肌に合うかは使ってみないとわからないので、色々と試してみてください。
男女ともに痩せると印象が良くなる
痩せることは男女ともにメリットがあります。
痩せるとテストステロンが高まり、やる気や活力が身に付きます。
肌も綺麗になるので痩せることのメリットは大きいです。
男性が痩せると、テストステロンが高まり、男らしい姿に変わります。
女性はが痩せると、男性からのアプローチが増えたり、好きな服を着こなすことができます。
人は自信がある人に好意を抱くことが多いです。
好かれやすい人になるために、まずはBMI22を目指しましょう。
ダイエットに関しては別の記事で詳しく書いているので、参考までにご覧ください。
髪型・眉毛で印象が大きく変わる
私は面倒くさがりなので、就職の面接に寝癖を治すくらいのことしかしませんでした。
今思えば、もう少し髪型を整えるべきだなと反省してます。
ジェルやワックスをつけて、髪型を整えるだけで、相手から受ける印象は大きく変わります。
眉毛もボサボサよりも整っている方が、第一印象がいいです。
マスクをつけていると、相手があなたを判断するときは髪型と眉毛、目の3ヶ所になります。
自分でセットするのは難しいと思うので、美容院や理容院にて、髪型や眉毛のセットを教えてもらうといいでしょう。
私も全くわからないときは、店員さんに聞いてました。
髪型や眉に関して参考になる記事があるので載せておきます。
ダボッとした服は第一印象を悪くする?!
ダボッとした服を着ることが悪いのではありません。
体型を隠すためにダボッとした服を着るのが良くないのです。
太っている人がダボッとした服を着ると、余計に太って見えます。
スーツや制服を着ている人に対して良い印象を抱くのは、サイズが合っていることとも関係があります。
まずは、自分に合ったサイズを身につけることから始めてみましょう。
どうしても太って見えるという方にはこちらの記事も参考にしてください。
なぜか人に好かれる行動(仕草)とは
人に好かれる見た目を紹介したので、次は人に好かれる行動(仕草)を紹介します。
人は無意識のうちに、好意シグナルか敵意シグナルを相手に送ります。
ここでは好意シグナルについてみていきましょう。
- 笑顔
- 首を傾ける
- 眉をさっと上げて目を見開く
- 目を1秒以下で合わせる
- ミラーリングを行う
- 相手に簡単な頼み事をする
特に重要なのは、笑顔と首を傾けることです。
まずは2つをマスターしましょう。
これから具体的に好意シグナルについて説明します。
笑顔は口と目で笑うこと
笑顔は口元と、目元が笑っていないと相手は笑顔と認識してくれません。
口元は口角を上げる練習をしましょう。
目元は目尻にカラスの足跡(笑いシワ)ができるように練習するのがいいでしょう。
私のように日頃から「笑顔が足りない」と言われている人間は、表情筋を鍛える練習をしておきましょう。
私は表情筋が硬いので、以下の動画で顔を動かしています。
日頃から顔を使うようになったので、自然と笑顔を作れるようになりました。
どうしても笑顔になれないときのおまじないをご紹介します。
「私はあなたのことを愛している。あなたも私のことを愛している」(『コールド・リーディング』著:イアン・ローランド)と唱えて接しましょう。
これだけで、少しは気持ちが楽になり、仲良くなることができます。
急所を見せて無害をアピール
首を傾ける行為は、相手に「私は無害です」とアピールするためです。
首は生物の急所なので、それをあらわにしていることで、好意を相手に届けています。
私の小学校の同級生に、いつ見ても首を傾けている女の子がいました。
今となっては理由がわかりますが、当時は不思議で仕方なかったです。
その女の子は後輩からも人気で、周りから好かれやすい人でした。
身近に人から好かれやすい人物がいるなら、首がまっすぐなのか、傾いているのか観察してみてください。
私はこれからも首を傾け続けます。
遠くの人にも好意を飛ばす
「眉をさっと上げて目を見開く」と好意シグナルになるそうです。
「ほんとうなの?!」と私は思っていますが、『元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法』で著書のジャック・シェファーが言っているのだからそうなのかもしれません。
まだ実験してたことがないので、今度試しにやってみます。
ちなみに、相手に興味を持っているときも、「さっと眉を上げて身を見開く」ことが大切です。
アイブローフラッシュという名前がついています。
街中で友達と会ったときの「あっ!久しぶり」の表情です。
私はアイブローフラッシュはよく使うので、人と会話をするときは重宝しています。
興味がなくても興味があるように見せるテクニックです。
おそらくアイブローフラッシュを行為シグナルと言っているのだと私は解釈しています。
見過ぎに注意!アイコンタクトは一瞬
アニメや漫画で「何じろじろみてんだよ!文句あるのか、コラァ!」というセリフをご存知ですか。
気になる人(変な人)のことをじろじろみたい気持ちはわかります。
私も美女を目の前にしたらじろじろみたくなります。
しかし、好きな人であるほど、じろじろ見るのはやめましょう。
特に目を合わせるときは、1秒以下でアイコンタクトを終了してください。
1秒以上相手の目を見ることは、獲物を狙うという敵意シグナルです。
目を合わせるときは好意を持ってもらうように、1秒以下にしてくださいね。
ミラーリングは気づかれないように隠密行動
ミラーリングとは「相手がコーヒーを飲んだら、こちらも飲み物を飲む」というように、鏡になるような行動を指します。
相手がミラーリングを知っているときは、気をつけてください。
わざと真似していると思われるので、注意する必要があります。
ミラーリングするときは、ほぼ同時を狙うか、相手がコーヒーを飲んだら、一呼吸置いて、コーヒーを飲むようにタイミングをずらしましょう。
毎回同じタイミングではバレてしまいます。
会話が盛り上がっているときは、相手が飲み物を飲むタイミングで、飲むのが理想的です。
どのタイミングが相手の印象が良くなるのか、悪くなるのかを試してみてください。
お願いされた側が相手のことを好きになる?!
「相手の頼み事を聞いた方が好かれるのでは?」と思いませんでしたか。
実は逆で、「相手に頼み事を聞いてもらった」方が好かれるのです。
頼み事と言っても、それほど大きなことは必要ありません。
たとえば、「トイレに行くからカバンを見ていてほしい」とか、「箸をとってほしい」などで構いません。
なぜ頼み事をすることが、好意シグナルになると思いますか。
それは、「相手の頼み事を聞いたのだから、相手に好意を持っているに違いない」と脳がさっっかくを起こすからです。
相手に好かれたいと思うなら、面倒くさいと思わない程度の軽い頼み事をしてみてください。
私も仲良くなりたい相手には使っていることがあります(お気づきかな?)。
なぜか人から嫌われる行動(仕草)を理解しよう
好意シグナルを学んだ後は、敵意シグナルについて学んでいきましょう。
無意識のうちに敵意シグナルを送っていると、好意シグナルが水の泡です。
それでは、敵意シグナルをみていきましょう。
- じろじろ見る
- 顔を動かさず目だけ天を見る
- 両手を腰、足を開いた体勢
- スマホを相手の見える位置に置く
なんとなく、ダメなんだろうなと思うことが多いでしょう。
しかし、スマホに関してはよくテーブルの上に置いて会話をしていませんか。
実は、相手と自分の集中力を大きく奪っているので、仲違いする確率が高くなるのです。
それでは具体的に見ていきましょう。
超絶イケメン(巨乳美女)でもガン見はNG
かっこいい人や可愛い人はついついガン見したくなりますよね。
お子さんがいる方は、結婚前の子供がパートナーを連れてきたときに、頭のてっぺんから爪先まで舐めるようにみた経験があるでしょう。
実はこの行為は敵意剥き出しです。
見たい気持ちはわかりますが、仲良くなりたいと思うのであれば、じろじろ見るのは控えてください。
もちろん、先ほども話した通り、アイコンタクトも1秒を超えないようにしましょう。
女性は特に視線に敏感なので、気になる人でもガン見は程々にしておきましょうね。
考えるときは目線と顔を上に向けよう
多くの人は考えているときに、目が上の方を見る傾向にあります。
しかし、考えるときは目と同時に顔も少し上を見るようにしましょう。
目だけが上を向くと、「この人の話はつまらない」「退屈だな」というサインになります。
目線の動きだけでも相手に印象を与えることができるので意識してください。
反対に、相手が顔を動かさずに目線を上に上げていたら注意です。
話題を変えるタイミングと思っても良いでしょう。
口元が見える場合は、相手があなたの話に興味を持っているときは、口元が緩んでいます。
反対に、興味がない話題のときは口元を固く結んでいることがあります。
会話をしながら相手の口元も見ると話題選びで失敗することが減るでしょう。
敵から身を守る姿勢は今日から卒業
姿勢も敵意シグナルを送る要素です。
両腕を腰に当て、仁王立ちしているときは注意してください。
敵意シグナルを送っています。
他にも、腕を組む行為や、手のひらを相手に見せない行為も敵意を示しています。
相手と仲良くなりたいときは、姿勢にも十分に注意してくださいね。
相手が敵意シグナルを送っていることがわかったら、まだ信用されていないので、本題に入るのは避けましょう。
信用していない人からは提案を受け入れたくないですよね。
お金が絡む提案になればなおさらです。
相手の姿勢や仕草を確認しながら本題に移るタイミングを見つけてください。
スマホはできるだけ遠くに!
スマホは人の集中力を奪い、関係を悪化させる原因です。
人と話すときは、スマホをマナーモードにするのはもちろん、机の上に置くのも避けましょう。
スマホが見えているだけで、スマホに意識が集中し、会話に集中することができません。
相手と仲良くなりたいときは、スマホはカバンの中にしまいましょう。
調べ物をするときだけ、スマホを使い、終わったらカバンにしまうようにすると、関係が良くなるでしょう。
反対に、相手がスマホを机に出しているときは要注意です。
こちらの話をあまり聞いていないことがあります。
しっかり聞いていたとしても、理解力が落ちているかもしれません。
説明は根絶丁寧に行うように心がけてください。
なぜか人から好かれる人の特徴を身につけよう!
なぜか人から好かれる人の特徴は分かりましたか。
最初は簡単なことから始めてみましょう。
私は、首を傾けることが1番簡単だと思いました。
日常的に笑顔を作らない方は、先ほど紹介した顔の体操からしてみましょう。
急に笑顔を増やすと、口角が筋肉痛になるので注意です。
私はWebライターをしていたときに、たまに人と会うと口角が痛くなっていました。
普段から表情を作っていないといざというとき大変です。
好意&敵意シグナルは、相手との仲を測るときにも使えます。
敵意シグナルを送っている相手なら、好意シグナルに変わったとイミングが心を許した証です。
反対に、好意シグナルから敵意シグナルに切り替わったら、相手が嫌な思いをしていることがわかります。
嫌な思いをさせたときは、何が悪かったのかわかる場合は速やかに謝りましょう。
原因がわからないときは、尋ねてみるのも良いでしょう。
自分では気づいていない悪い癖を発見することもできます。
好意シグナルを使って一緒に人間関係を良好にしていきましょう。
参考文献
『元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法』
著:ジャック・シェファー、マーヴィン・カーリンズ
訳:栗木さつき
『だれもわかってくれない』
著:ハイディ・グラント・ハルヴァーソン
訳:高橋由紀子
『コールド・リーディング』
著:イアン・ローランド
訳:福岡洋一