「あなたの通勤時間は往復で何分ですか?」
「通勤による悪影響には何があると思いますか?」
その答えをこの記事で明らかにしていきます。
ちなみに私の通勤時間は片道25〜30分なので往復だと50〜60分です。
「普通だね」と思うかも知れませんが、実は通勤時間が50〜60分でも悪影響は出ています。
片道1時間かけて通勤するなんて悪影響が大きすぎるので、この記事を読むには勇気がいるかも知れません。
さらに通勤方法によってもストレスや病気のリスクが変わってきます。
電車やバス、車通勤が多いと思いますが、実は30%増しのストレスを感じている可能性が出てきました。
私は通勤方法のデメリットを知ってから「通勤革命を起こさなくては自分が死ぬ」と感じました。
通勤によるデメリットとその解決方法をこれからみていきましょう。
通勤時間が『0分』になると幸福度が最大値
第一にあなたに伝えたいことは、『通勤時間は0分が最強』ということです。
通勤時間のデメリットを3つ紹介します。
- 肥満になる確率UP
- 睡眠不足になる確率UP
- 離婚する確率UP
この3つを避けるためにも通勤時間を減らすことが重要です。
あのインフルエンサーがなぜ毎日楽しそうにSNSを更新しているかご存知ですか。
「自宅で仕事ができているから幸福度が高い」という理由かも知れません。
通勤時間を短くすればするほどあなたの幸福度は上昇し、0分になると幸福度は最大値になります。
逆にいうなら通勤時間が1分でも伸びれば幸福度が下がるのです。
通勤=サービス残業だと私は思います
あくまで私個人の考えなので参考程度にしてください。
私は通勤=仕事の時間だと感じています。
なぜなら仕事のために時間を拘束されているからです。
つまり8時〜17時の8時間労働の場合、1時間の休憩と通勤時間(往復1時間)の10時間を仕事のために使っていることになります。
1日24時間のため、睡眠時間を7時間とすると、自分の時間が7時間となります。
朝の支度と夕食、風呂の時間を2時間とすると、自分のために使う時間が5時間です。
あくまで定時で帰れたらの話なので、そこに毎日2時間の残業をすることで自由な時間が3時間になります。
これを考えると「私は仕事のために生きているのかな」とおっくうになります。
最近は「仕事で人生を終わらせたくない」と考え通勤時間の短縮化計画を行動に移し出しました。
通勤時間を1分増やすごとに肥満と寝不足に
「通勤時間が増えるだけで肥満や寝不足になるの?」と思ったでしょう。
アメリカのブラウン大学の研究で以下の結果が出ました。
通勤時間が1分増えるごとに
- 運動時間が0.0257分ずつ減少
- 睡眠時間が0.2205分ずつ減少
この2つの健康リスクがわかっています。
これだけではイメージしづらいと思うので表にしました。
通勤時間 | 往復20分を1年間 | 往復1時間を1年間 |
運動時間 | 約124分の損失 | 約6時間の損失 |
睡眠時間 | 約17.5時間の損失 | 約2日の損失 |
毎日の損失は大したことがなくても、年間にすると相当量の時間を失っていることがわかります。
特に朝遅くまで寝ていたいと思う方は、通勤時間が往復1時間になるだけで2日も寝る時間が減りました。
健康のためにも通勤時間は減らすほうが良いことがわかりますね。
通勤時間と給料に関する研究
私が見た研究の中で最も衝撃的なものを紹介します。
それは『長時間通勤によるストレスは年収が40%UPしないと割に合わない』という研究です。
経済学者のブルーノ・フライが1985年〜2003年の幸福度調査を分析した結果です。
具体的な年収で計算すると、年収400万円の人だと560万円にならないと釣り合いません。
年間で160万円だと何が買えるでしょうか。
旅行には3回以上行けますよね。
それだけ通勤が長いことによるストレスは大きいのです。
「通勤時間が30分は普通だから」と言われますが、ストレスが溜まり幸福度が下がるデメリットを意識してないからでしょう。
幸福度の減少やストレスは、生産性を落とすため仕事ができない人になります。
通勤時間が片道1時間以上だと失業と同じ幸福度
無職になった経験はありますか。
お金が今後入らないという不安でIQが低下し、正確な判断ができないことがありませんでしたか。
私は一時的に無職になった経験があるため、お金がない状態での判断の鈍りを経験しました。
これが通勤時間の増加にも影響するので恐ろしい話ですよね。
さらに通勤時間が0分から22分に増えることは、給料が30%増えないと幸福度的には割に合わないと言われています。
通勤時間を無視するというとことは、見えないお金を捨てているようなものです。
しかし「家族がいるから引っ越しはできない」という人が多いと思います。
そこで通勤によるストレスを少しでも解消する方法をこれから紹介します。
通勤を苦痛の時間から解放するには
あなたは普段どのような通勤方法をとっていますか。
多くの人は電車か車ではないでしょうか。
ここで問題です。
以下の3つの中で通勤によるダメージが小さいものはどれでしょうか。
- 車
- 電車
- 自転車
回答しましたか。
正解は『自転車』通勤です。
「なんとなく良さそうな気はするけど、具体的に何がいいの?」と思いますよね。
その答えは、自転車通勤は電車やバスよりも
- ストレスが30%減少
- 心臓病リスクが41%低い
- がんになる確率が40%低い
ことがわかっています。
さらに電車やバスよりも『車通勤は最もストレスが高い』ことがわかりました。
これは大変です。私は車通勤なのでこの点は変更するべきだと考えています。
通勤によるストレスに強い人弱い人の特徴
通勤は悪いと言いましたが、しなくてはならないものですよね。
そこで通勤に強くなる方法を紹介します。
それは『通勤中に目的意識を持つ』ことです。
具体的には通勤中にやることを決めましょう。
例えば
- 読書
- 勉強
- 副業
- 仕事の準備
などの活動をすることでストレスが軽減されます。
私は通勤が車なのでD-LabというメンタリストDaiGoさんの動画を聴きながら通勤してます。
YouTubeの教育系チャンネルも良いとは思いますが、広告が集中力を阻害するのでおすすめはできません。
耳で聞くならオーディオブックが私はおすすめです。
『影響力の武器』や『エッセンシャル思考』などは仕事に役立つことが多いのでおすすめです。
東京・大阪・福岡に通勤される方は160万円お得に
部屋を使わない日は家賃が割引になるサービスをご存知ですか。
どういうことかというと、平日だけ都心に住み、休日は実家に帰ることで通勤時間を大幅にカットできるのです。
というサービスがこれを実現しました。
毎日片道1時間通勤にかける必要がなくなるのです。
20日で5万円以下の場所がいくつもあるので検討する価値があるでしょう。
先ほど長時間通勤によるストレスについて話したのを覚えていますか。
『長時間通勤によるストレスのダメージは給料が40%UPしないと釣り合わない』というものでしたね。
つまり年収が400万円なら560万円増えないと釣り合いません。
その差額160万円を長時間通勤で損をしていることになります。
月8万円の場所に家を借りても、1年で96万円なのでまだ64万円残ります。
長時間通勤のストレスが減れば、生産性も高まるので仕事が今よりもできるようになるでしょう。
まずは1ヶ月から試してみませんか。
通勤時間を減らせば幸せに1歩近づく
通勤時間があなたに与える悪影響を知ってどのように感じましたか。
私は通勤時間を短くしようと感じています。
もう一度通勤時間がもたらすデメリットを紹介します。
- 肥満になりやすくなる
- 睡眠時間が減る
- 生産性が低下する
- 離婚率が高まる
- ストレスが増える
このようなデメリットが挙げられます。
その解決策としては、
- 通勤に目的意識を作る
- 平日は都心で家を借りる
この2つが良いでしょう。
仕事で健康や家庭環境が悪化していると感じているなら、まずは通勤時間問題を解決してみてはどうでしょう。
それでも変わらなければ仕事を楽しくする方法を記載した記事を参考にしてみてください。