『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』を一言で表すなら
読んでいるうちに行動が変わっていく本
です。
私は自分に自信がなかったので、本書を手にして自信をつけようと考えました。
本書は本を読むだけでは自信がつきません。
読みながらワークをすことで、自信がつく行動を取れるようになります。
私は2度目の読書によりようやく気づきました。
それでは『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』の感想などが気になるあなたはここからお楽しみください。
- 本の書評&感想&簡易要約
- 読むと得する人
- 本が解決する悩み
- 関連本
【読書能力と人物背景】
- 男 26歳
- 大学中退(薬学部)
- 専門学校卒
- 読書量:3〜5冊/月
- 年間:50冊以上
- 読書速度:漫画1冊30分〜1時間未満
- Instagram:過去の読書記録
- 読書速度:漫画1冊30分〜1時間未満
『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』の書評&感想&簡易要約
- 難易度
- 驚き
- 想像力拡大
- 実践しやすさ
- テンポのよさ
- わかりやすさ
『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』の第1部が面白い
第1部では自信に関する考え方を正してくれます。
例えば、自信をつけるために「私は成功者だ」、「私ならできる」とポジティブな暗示をかけたことはありませんか。
ポジティブな暗示は自己評価の高い人には有効です。
ただ、自信がない人の多くは自己評価が低いですよね。
自己評価が低い人が、ポジティブな暗示をかけると、気分が落ち込みます。
第1部では自信をつけるために今までしてきたことが、間違っていたのかを確認できます。
今まで自己啓発セミナーに通って、成功できなかった方にはおすすめです。
さらに、自信がつく仕組みも知ることができるため、みのりある時間を過ごせるでしょう。
『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』の簡易要約
『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』で特に重要なことは3つです。
- 行動することで自信がついてくる
- 感情と行動を切り離す
- 感情が有効的に働く場合には利用する
まず、自信があるから行動を起こせるのではなく、行動を起こしているから自信がつきます。
自信が出るまで待っていては、一生先へは進めません。
しかし、行動するときに「失敗するかもしれない」と不安になることがあるでしょう。
この不安な感情を切り離すことが大切です。
感情を切り離すことを脱フュージョンと言います。
簡単な切り離し方を1つ紹介します。
例えば、「失敗するのが怖い」と考えたとしましょう。
切り離すには「私は『失敗するのが怖い』という思考を持っている」と言い換えましょう。
この言い換えだけで恐怖の感情が分離したように感じます。
感情が切り離せるようになったら、あなたの手のひらで感情を転がしてみましょう。
行動を起こすときにプラスに働く感情は利用し、反対にマイナスに働く感情は脱フュージョンしてください。
例えば、「怖い」という感情があります。
新しいことをするときに「怖い」と感じて、はじめの一歩を踏み出せないと困りますよね。
このようなときは、脱フュージョンにより感情を切り離しましょう。
しかし、自分に対して攻撃(身体的、精神的など)をしてくる人に「怖い」と感じるのは正常です。
このときは、相手から距離をとることが必要なので、感情に従って行動すると良いでしょう。
感情を悪いものと考えず、利用してあなたが得をするなら利用してみてください。
『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』のオススメの読み方
オススメは最初から読むことです。
最初に概要を知りたい方は、第5部の第23章(最後の瞬間まで終わりではない)を読んでみてください。
全体のまとめや、自信をつけるルールが全て記載されているので、概要がつかみやすいです。
本書を読むときに最も重要なことは、「ワークを必ず行う」ことです。
ワークを行うことで、理解力が高まり、内容がスムーズに頭に入ります。
さらに、自信をつける行動をイメージしやすくなります。
『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』が役立つ人
本書は自信をつけたい全ての人に役立つ内容です。
しかし、自己啓発本のような内容ではないため、読んでいて「辛い」と感じることもあるでしょう。
辛いことは成長している証と捉えると少しは耐えることができます。
具体的に本書が役立つ人を紹介します。
- 自信のある行動をしたい人
- いつも「自信がないね」と言われる人
- 一歩踏み出せずに悩んでいる人
3つに当てはまった方は、一読してみてください。
もちろん読むだけでなく、ワークもしてくださいね。
第1部は読むだけでも、自信がつかない理由がわかるので、忙しい方は第1部だけでも読んでみましょう。
何度も読み、ワークをすることで少しずつ自信のルールを身につけていきましょう。
悩み解決に役立つ章
この本を読むことで解決できる悩みと章を紐づけてあります。
目的を持って本を読むことで集中力を保つことができます。
読書習慣を身につけたい時や、本を読むモチベーションが途中でなくなった時は活用してください。
- 「自己啓発本で自信がつかない理由」
→第1部:(ウォーミングアップ) - 「ネガティブ感情をどうにかしたいと思っている」
→第2章部:(諸刃の剣) - 「行動するために何が必要か知りたい」
→第3章部:(何にがあなたを突き動かすのか?) - 「恐怖で挑戦ができない」
→第4章部:(恐れを手なずける) - 「自信を身に付け挑戦したい」
→第5章部:(自信のゲームを始めよう)
『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』をより深く(関連本)
より理解を深めるためにオススメの本を紹介します。
『やり抜く力 GRIT』は継続するための助けになります。
自信をつけるめの行動を取ることを継続させるときに役立ちます。
『フロー体験入門』はフローについて本書で紹介されていました。
フローをより詳しく知りたい方にオススメです。
『マインドセット「やればできる! 」の研究』は成長思考を身につけるために役立ちます。
行動を続けることが辛くなったときに助けになってくれるでしょう。
最初の一歩を踏み出すときも役立ちます。
『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』をオススメします
自信が出るのを待っていては、いつまで経っても行動できません。
まずは行動し、自信がつくのを待ちましょう。
失敗は誰でも怖く、できることなら失敗を経験したくないでしょう。
しかし、失敗しなくては学びがなく、成長している実感も感じられません。
失敗は成功するための過程であり、あなたを負け犬たらしめるものではありません。
今、抱えている「怖い」という気持ちを脱フュージョンしましょう。
「私は『怖い』という思考を持っている」