『ドリルを売るには穴を売れ』を一言で表すなら
マーケティングを抵抗なく学べる
です。
私がブログでうまくいかないときに、「マーケティングを学ぶと良い」とツイートが流れていたので購入しました。
何事も入門書から学ぶようにしているので、非常にわかりやすく理解できました。
本を読むモチベーションにも役立つように書いてます。
それでは『ドリルを売るには穴を売れ』の感想などが気になるあなたはここからお楽しみください。
- 本のレビュー&感想
- 読むと得する人
- 本が解決する悩み
- 関連本
【読書能力と人物背景】
- 男 25歳
- 大学中退(薬学部)
- 専門学校卒
- 読書量:3〜5冊/月
- 読書速度:漫画1冊30分〜1時間未満
『ドリルを売るには穴を売れ』のレビュー&感想
- 難易度
- 驚き
- 想像力拡大
- 実践しやすさ
- テンポのよさ
- わかりやすさ
『ドリルを売るには穴を売れ』の1章が面白い
私は副業で収入を得るためにアフィリエイトを始めました。
情報取集をする中で「まずはマーケティングについて学ぶと良い」と多くの人が言っていたので学ぶためにこの本を手に取りました。
すると第1章を読み終わる頃には「自分が全然相手のことを考えられていない」と思うことができました。
第1章ではベネフィットについて書かれています。
自分のブログやSNSにベネフィットが入っているかを改めて確認し、改善するための手助けになりました。
「ツイッター フォロワー 増やす方法」で検索をかけると出てくるアドバイスがこの本にも書かれています。
つまりインフルエンサーがいうところのフォロワーを増やす方法に納得できます。
今まで「この人のアドバイスは微妙だな」と思っていた人でも、この本を読んだら「そういうことか!」と納得を持って行動できることでしょう。
あなたが行っていることの意味を知るだけで効果が出ることがあります。
効果を知るだけで結果が変わる根拠
ダイエットに詳しい方はご存知と思いますが、家政婦さんに「あなたの家事は〇〇キロカロリー消費してますよ」と伝える実験があります。
何も伝えられなかった人と比較すると消費カロリーを伝えられた人の方が数週間後に痩せていました。
つまり『効果があることを理解すると、行動に対する結果が変わる』のです。
『ドリルを売るには穴を売れ』の簡易要約
本書はマーケティングを基礎から学べます。
戦略を持ってどのように売っていくのかをストーリー形式で学ぶことができます。
今、思うように売上が上がらない方には助けとなることでしょう。
ドリルを欲しがる人は、本当にドリルが欲しいわけではありません。
必要なのはドリルを使った先の未来です。
例えば、壁に写真を飾りたいと思っている人は、壁に穴を開けるためにドリルを使います。
穴を掘りたい人もドリルを使いますが、本来欲しいのは落とし穴かもしれません。
このように、あくまでドリルは欲しいものを得るための道具でしかありません。
マーケティングを学ぶと、相手が本当に求めているものが何かを考えるクセがつきます。
今、あなたが提供している物やサービスはお客様の何を満たしていると思いますか。
『ドリルを売るには穴を売れ』のオススメの読み方
章の構成が『説明+ショートストーリー』なので、最初から読むことをオススメします。
「文章を読むのが苦手」という方は、ショートストーリーだけを最初に読むと良いでしょう。
その後、説明部分を読むことで抵抗なく読了できると思います。
さらにあなたがSNSやブログを運用しているのであれば、「自分のSNSにどうやって活かせるかな?」と考えながら読んでみましょう。
使うことを前提として読むことでより定着しやすくなります。
『ドリルを売るには穴を売れ』が役立つ人
この本が役立つ人は以下の通りです。
- 店舗の売り上げが上がらないと悩んでいる経営者
- もっと売り上げを上げたい販売員
- SNSのフォロワーを増やしたい人
このような人にはオススメです。
ショートストーリーがついているので、順番に改善点を洗い出していきましょう。
ちなみに私もTwitterが伸びないことで悩んでいましたが、ようやく突破口を見つけることができました。
悩み解決に役立つ章
この本を読むことで解決できる悩みと章を紐づけてあります。
目的を持って本を読むことで集中力を保つことができます。
読書習慣を身につけたい時や、本を読むモチベーションが途中でなくなった時は活用してください。
「SNSフォロワーが伸びないを知りたい」
→第1章:(あなたは何を売っているのか?)
「ペルソナが大事と言われる理由がここに」
→第2章:(誰があなたの商品を買ってくれるのか?)
「私を選んでほしいと思うなら」
→第3章:(あなたの商品でなければならない理由をつくる)
「良いものを作るだけでは売れないのはなぜ?」
→第4章:(どのようにして価値を届けるか?)
「大企業の事例を参考にしたい」
→第5章:(強い戦略は美しい)
『ドリルを売るには穴を売れ』をより深く(関連本)
ブログやSNS運用に役立つ本をご紹介します。
『ザ・コピーライティング』
著:ジョン・ケープルズ
監修:神田 昌典
訳:齋藤 慎子
訳:依田 卓也
『シュガーマンのマーケティング30の法則』
著:ジョセフ・シュガーマン
著:佐藤 典弘
監修:石原 薫
『ドリルを売るには穴を売れ』をオススメします
マーケティングについて学びたいと思ったときに最初に読むと良いでしょう。
ストーリーが入っているので「読書が苦手」という方でも簡単に読むことができます。
私は本を読む速度が非常に遅く、1冊読むのに1週間以上はかかりますが、この本は2日で読むことができました。
副業でブログやSNS運用を頑張っている方にも参考になるので是非読んでみてください。