「ワクワクしながら本を読みたい!」と思った経験はありませんか?
では、どのような時にワクワクするのでしょう。
私は今読んでいる本と、昔読んだことがある本の内容が結びついたときに「ワクワク」を感じます。
そこで、今回は著アダム・グラントの『GIVE & TAKE』のワクワクポイントを紹介します。
まずは、『GIVE &TAKE』について簡単におさらいしましょう。
「ビリ」になりたい?「トップ」になりたい?
問題、これから3つのタイプの人を紹介します。
その中から売上の順位を1位から最下位まで予想してください。
- ギバー:人を助けることが好きで、親切や思いやりのあるタイプ
- テイカー:権力や地位が好き、親切にするときは下心が必ずあるタイプ
- マッチャー:親切をしてもらった相手には親切を返すバランスタイプ
どのタイプが1位になりと思いますか?
もしかして、テイカーが1位になってギバーが最下位になると思いませんでしたか?
裏をかいて、1位がギバーだと思いましたか?
正解を発表します。
- ギバー
- テイカー(もしくはマッチャー)
- マッチャー(もしくはテイカー)
- ギバー
1位も最下位もギバーです。
本書は、どのようなギバーが成功し、どのようなギバーが損をするのかを解説しています。
具体的なことについては、『GIVE & TAKE』を読んでみてください。
それでは、さらに『GIVE & TAKE』を楽しむための関連書籍を紹介します。
『GIVE & TAKE』をもっと楽しむ
『GIVE & TAKE』をもっと楽しむために関連書籍を紹介します。
具体的な章と紐づくように紹介するので、検索しやすくしています。
PART2:仮面をかぶった「泥棒」は誰だ
「最後通牒ゲーム」についての記述です。
簡単に説明すると、お金(仮に1,000円)を2人で分けるとき、わける比率(6対4が多い)を1人が決め、もう一方は受け取るか、受け取らないかを決めるゲームです。
受け取る場合は、お互いにお金をもらえますが、拒否するとお互いにお金はもらえません。
このような内容を詳しく書いてある本が、
『愛と怒りの行動経済学』
著:エヤル・ヴェンター
です。
最後通牒ゲームの派生版である独裁者ゲームや信頼ゲーム、国を変えての実験がいくつか紹介されています。
人がどのような行動をするのかを知ることができるのでとても面白いです。
PART2:「コンピュータ・オタク」が世界一の”人間関係”を築く時代
心理学者のロバート・チャルディーニについての記述です。
「人は助けてもらった相手に恩を感じ、相手を助けたいと思う生き物である」という「返報性の原理」について書かれています。
こちらに関係する本は、
『影響力の武器』
著:ロバート・チャルディーニ
です。
この原理は、相手への罪悪感を利用して、こちらの要求を通す方法です。
相手に仕掛けられた時の注意点を2つ紹介します。
- もらったもの以上にお返しをする可能性
- 相手が大きなお願いをした後の譲歩
咄嗟には抵抗できないかもしれませんが、ご注意ください。