「人に好かれる必要ってあるの?」と思ったことはありませんか。
内向的な人なら、1度は他人から好かれることの意味について考えたことがあるのではないでしょうか。
ちなみに、私は「人から好かれる必要はないし、やることだけちゃんとしてればいいでしょ?」と思っていたタイプです。
しかし、本を読んでいるうちに、人から好かれることは、将来的にはとても役立つことがわかりました。
人から好かれるようになると、収入や成績が良くなり、幸福度までも上がると知ったときは驚きました。
自分の考えを180度変えるのは心が痛みましたが、自分の幸せを考えた結果、私は人から好かれる努力をすることにしました。
この記事では人から好かれることの意味について紹介します。
はじめに伝えたいことは、「人から無理にでも好かれる必要はありません。ただし、人から好かれるスキルは身につけておくとお得だよ」ということです。
それでは、人から好かれるメリットについてご説明しましょう。
人に好かれるメリット
人に好かれる方が良いというのは、なんとなくわかっていると思います。
では、具体的にはどのようなメリットがあると思いますか。
人から好かれるメリットは3つです。
- ピグマリオン効果が発動する
- 幸福度が上昇する
- 生きやすくなる
私の中で人から好かれる最大のメリットは、「ピグマリオン効果」だと思います。
ピグマリオン効果を得られるだけで、会社やクラブチームの活動が楽しくなるでしょう。
そして、次は幸福度の上昇です。
人は誰かと繋がっていないと幸福度が上がりません。
毎日辛いと感じているなら、人に好かれる技術を学び、仲良くできる人を身近に1人は作ることをオススメします。
それでは、ピグマリオン効果から具体的にみていきましょう。
ピグマリオン効果で収入が上がる?!
ピグマリオン効果とは、「期待されると期待に応えようとし、期待通りの結果を出す」ことです。
有名な研究は、研究者が「この生徒には数学の才能があります」と成績には関係なく、ランダムで生徒の名前を先生に教えます。
先生は「生徒には数学の才能がある」と思い込み、その生徒に期待をかけるようになります。
すると、教え方が他の生徒と変わり、生徒も先生の期待に応えるために努力し、結果的に他の生徒よりも成績が良くなるというものです。
つまり、仕事や習い事で上司や先生、周りから期待されると、あなたの成績や業績が良くなる可能性が高まります。
これでお気づきでしょう。
人から好かれる最大のメリットは、自分の成績を高めるために有利に働くことです。
もちろん、仕事ができるなら収入も上がり、地位も高くなります。
経済的にも幸せになることができるでしょう。
人との関わりが幸福度を上昇させる
人から好かれるということは、人間関係を作るのが容易になるということです。
人は、体験をシェアしたり、つながりを感じたりすると幸福度が上昇する生き物です。
他にも、職場に親しい人がいるだけで、人生の満足度が高くなる研究もあります。
人に好かれることで、仲の良い関係を築ける可能性が増え、結果的に幸福度も上昇します。
生きることに苦痛を感じているときは、身近に親しい人がいないからかもしれません。
私も人と関わることが苦手ですが、たまにご飯に行ける関係を数人作るようにしてます。
たまに人と会うと、気分が晴れたり、思考が整理されたりとリラックスできるので、ぜひ3人くらいは仲の良い人を身近に作ってみましょう。
生きやすい人生を送るには人に好かれること
あなたはとあるお店の店員さんだとします。
ぶっきらぼうのお客さんが声をかけてきたらどう思いますか。
「対応が面倒くさいな」と感じる人が多いでしょう。
「プロとしてはみんなに平等に接するのが当たり前だろ!」という意見もあることはわかっています。
しかし、私たちはロボットではありませんよね。
私たちは感情を持った人間ですよね。
だからこそ、人に好かれるということは、相手の対応が良くなる可能性があるということです。
「あの人はなんでいつも丁寧な対応を受けるのに、私には愛想が悪いんなんだろう?」と感じていませんか。
人に好かれる技術を身につけるだけで、相手の対応が変わるなら、お店へ行ったときも、少しだけ気分良く買い物ができると思いませんか。
人に好かれるデメリットはあるのか?
人に好かれるメリットをお伝えしたので、続いてはデメリットをご紹介します。
デメリットは、「面倒くさい人も寄ってくる」というのが点でしょう。
幸い、私のような「他人から好かれる意味ってあるの?」と考えていた人間からすると、苦手な人から離れるのは得意です。
気づかないうちにフェードアウトする術をこの26年間で自然に身につけてきました。
面倒くさい人に好かれるリスクもありますが、大抵はいい人ばかりだと思っているので、そこまで障害にはならないと思います。
どうしても、面倒くさい人を避けることができない方のために、嫌われる対策を紹介します。
面倒くさい人からこっそり遠ざけるには?
1番簡単な方法は、接触する回数を徐々に減らしていくことです。
15日に1回コンタクトを取らないと好意が薄れることがわかっています。
つまり、メッセージを送るときは15日以上期間を開けることが望ましいです。
返信頻度の高い人なら、徐々に3日に1回、7日に1回、10日、16日・・・と返信回数を減らしてみてください。
日常的に会う人との距離を取りたいときは、スマホを利用しましょう。
相手と会話するときは、常にスマホが相手の視界に入る場所に置いておきましょう。
テーブルに座って話すらなら、テーブルの上に、立ち話なら、胸のあたりくらいにスマホを持って話してください。
スマホは相手の集中力を奪うので、相手の話をちゃんと聞けず、関係が悪くなりやすいです。
人から好かれる練習はしておくと良いかも?
人から好かれるには技術が必要です。
「どうやったら人に好かれるの?」と思ったことはありませんか。
学校や会社で「人から好かれる人と、好かれない人は何が違うの?」と感じませんか。
人から好かれるための技術を記事にしました。
人生を少し楽しくしたい方にはオススメです。
私がこの記事でよく実践していることは、「首を傾ける」ことです(金沢弁では「首を傾げる」)。
生物の急所である、首を相手に見せることで、「私は無害な人物ですよ」ということをアピールしています。
親しみやすい関係を気付くための簡単な方法なので試してみてください。
人から好かれる意味は人生を生きやすくするため
私は行動に対して、「理由」を探すタイプです。
挨拶をすることも、「親の躾で」や「挨拶をするのが当たり前」などの理由ではしていません。
挨拶をすることで、多少は印象が良くなるから挨拶をするようにしています。
私はタクシーの運転手に転職しました。
お客様に好かれるために、笑顔を作るようにしたり、首を傾けたり、声のトーンを高くしたりしています。
なぜかというと、ミスをしたときに多めにみてもらう確率を高めるためです。
「シュージって利己的だよね」と言われても構いません。
なぜなら、自分が得をすることで、相手に対して広い心を持って接することができ、その影響で相手も気持ちよく過ごすことができると思っているからです。
感情は伝染するので、自分の機嫌が悪いと相手も機嫌が悪くなることがあります。
お互いに険悪なムードになるのは避けたいですよね。
自分を守るためにも、利己的に他人に好かれることが私は大切だと思います。
あなたは、「人に好かれる」ことに対してどのような考えをお持ちですか。