『マネジャーの最も大切な仕事』を一言で表すなら
『進捗は生産性・創造性・やる気に直結する』
です。
私が「どのようにしたら、モチベーションを保ちながら仕事に取り掛かれるのか」と悩んでいたときに役立ちました。
モチベーションを保つコツを知りたい方や、部下のやる気を維持したい方にオススメです。
本を読むモチベーションにも役立てるように書いてます。
それでは『マネジャーの最も大切な仕事』の感想などが気になるあなたはここからお楽しみください。
- 本のレビュー&感想
- 読むと得する人
- 本が解決する悩み
- 関連本
【読書能力と人物背景】
- 男 25歳
- 大学中退(薬学部)
- 専門学校卒
- 読書量:3〜5冊/月
- 読書速度:漫画1冊30分〜1時間未満
『マネジャーの最も大切な仕事』の書評&感想&簡易要約
- 難易度
- 驚き
- 想像力拡大
- 実践しやすさ
- テンポのよさ
- わかりやすさ
まず初めに、この本は部下を持つ人だけが役立つ本ではありません。
仕事をする人全てに役立つ本です。
特に副業をしている人はモチベーショを保つことが難しいと思います。
そんな時に副業を楽しく、やる気を出すための環境づくりを手助けしてくれる1冊です。
もちろん本業でも使うことができます。
「なぜやる気が出ないのか」、「なぜ成果が上がらないのか」を改善することができます。
モチベーションの理解に非常に役立つ本だと思いました。
『マネジャーの最も大切な仕事』の第4章が面白い
第4章では、『最良の日』と『最悪の日』で従業員にどのような要因が作用していたかをグラフと共に説明しています。
この要因がわかると、最良の日に近づけるために何をしたら良いのか、
逆に最悪の日を避けるために何をすべきなのかがわかるので面白いと思いました。
どんな日になったのかを決める要因は全部で6つあり、その1つは『進捗』です。
『進捗』はその日が「最良の日だった」と思うことができる要因です。
私はこの章を読んでから、仕事が終わるまでに「何か1つは進めよう」と思いながら仕事をするようになりました。
副業でも毎日少しの前進がやる気を高める
例えば、私の場合はブログを書くときも進捗を意識しています。
やる気が出ない時でも
- 1文だけ書く
- 見出しを1つだけ考える
- アイキャッチ画像を作るだけ
このように少しだけ前進させるようにしています。
少しでも進めておくと、次の日のやる気につながるので重要です。
やる気が出ない時でもほんの少しだけ進めてください。
『マネジャーの最も大切な仕事』の簡易要約
本書の結論は、『進捗を重視することが最も生産性を高める方法』です。
進捗の大切さは、200名以上の会社員に日誌を書いてもらい判明しました。
なぜ、進捗が生産性を高めるかというと、インナーワークライフが良好になるからです。
インナーワークライフとは、認識・感情・モチベーションで構成されています。
仕事が進むことで、感情がポジティブになり、モチベーションが高まり、生産性が上がります。
仕事が進んでいるということは、他者からのサポートも受けられているので、人間関係も良好です。
インナーワークライフが良いことは、進捗している証拠です。
そのため、進捗している感覚が最も生産性を高める要因といえます。
生産性以外にも、上昇するものがあり、創造性、コミットメント、同僚性も同時に高まります。
ちなみに、同僚性とはチームの結束を高めるために行っている全てのことです。
生産性を高めたいと思っているなら、仕事が進む(進んでいる感覚が持てる)ようにすることが重要です。
『マネジャーの最も大切な仕事』のオススメの読み方
最初にこの本でよく使われる『インナーワークライフ』について説明します。
なぜこの言葉を取り上げるかというと、私が本を1度読んだだけでは意味が理解できなかったからです。
この言葉は非常に多く本の中で用いられるので意味の理解は必須だと感じまいた。
インナーワークライフは以下の2点を覚えておきましょう。
- 『インナーワークライフ=感情・認識・モチベーションの相互作用』
- 『インナーワークライフを良くすると仕事の生産性・創造性が高まる』
これを頭に入れた状態でオススメの読み方を紹介います。
- 第3章「インナーワークライフ効果」
- 第4章「「進捗の法則」の発見」
- 第5章「進捗の法則」
時間がない場合はこの3つの章だけ目を通して下さい。
書いてあることを実践するだけでも効果は大きいと思います。
あなたが誰かを指導する立場にいる場合は、第6章以降も読むことをオススメします。
『マネジャーの最も大切な仕事』が役立つ人
この本は仕事をする人全てに役立ちます。
具体的には
- 本業を持っている人
- 副業を頑張りたい人
- 部下がいる人
- 会社を経営している人
最初に仕事をしている人をあげましたが、仕事以外にも活用はできます。
例えば以下のような内容です。
- 年末の大掃除
- 夏休みの宿題
1日で終わらないような作業を行う際は、少しでも進めておくことで後々楽ができます。
夏休みの宿題を思い出すとわかると思いますが、夏休み最初の数週間でどれだけ進められるかで、最終日の負担が天と地ほど違ってきましたよね。
何か長期的にやらなければならないことがある人はまずは少しでも進めることを意識してください。
悩み解決に役立つ章
この本を読むことで解決できる悩みと章を紐づけてあります。
目的を持って本を読むことで集中力を保つことができます。
読書習慣を身につけたい方、本を読むモチベーションが途中でなくなった方は活用してください。
- 「会社が倒産する組織の特徴を知りたい」
→第1章:(組織の最前線の風景から)
- 「仕事が楽しくなる要因を知りたい」
→第2章:(インナーワークライフ)
- 「仕事のパフォーマンスを高めたい」
→第3章:(インナーワークライフ効果)
- 「本業・副業での生産性を高めたい」
→第4章:(「進捗の法則」の発見)
- 「やりがいがなくなる行動が知りたい」
→第5章:(進捗の法則)
- 「部下の仕事のペースが遅いと感じたら」
→第6章:(触媒ファクター)
- 「部下から慕われる上司になりたい」
→第7章:(栄養ファクター)
- 「今すぐ部下のパフォーマンスを高めたい」
→第8章:(進捗チェックリスト)
『マネジャーの最も大切な仕事』をより深く(関連本)
私の知る中では今の所見つかっていません。
随時更新していきます。
『マネジャーの最も大切な仕事』を元に記事を書きました
ブログのモチベーションを高めるための記事です。
無料でスプレッドシートもつけているので、やる気が出ない時は使ってみてください。
『マネジャーの最も大切な仕事』をオススメします
本を読んでいて、
「上司のこの発言がやる気を削いでいたのか」、
「こういう行動がやる気を高めたのか」と共感することがよくありました。
仕事は人生の半分以上を占めているので、仕事環境を整えることは大切だと思います。
もしあなたがまだ新入社員であれば、
『仕事のモチベーション維持』と、
『ついて行く上司選び』に参考になることでしょう。
もしあなたが部下を持つ立場なら、ついてくる部下からの『信頼』や『憧れ』を受けるために非常に役立つ本でしょう。
自分の仕事を少しでもよくしたいと思うのであれば1度読んでみることを私はオススメします。